2012年1月29日日曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ ・最近にない豪雪 2 <標高269m>

【深夜1時半 いざ出動!!】

眠りについてしばらくした頃

階下ではなにやら話し声が聞こえる

『ちょっと積もりすぎや 今から出るは』

『暗いで 危ないからやめとき』

『一晩1メートルのペースで降っとる 仕方がない』

装束を整えて息子と家内が出て行った

ボクも眠い目をこすりながら スノーシューを履く

屋根から雪の固まりが落ちないかの監視だ

周りの大木が雪を目一杯羽織って私たちを見ている

『福島の原発の作業現場はもっと過酷だぜ』

木々がそんな声を掛けてくれる気がして

ショベルを持つ手にぐっと力が入った

今 2012年1月29日 夜中の1時45分

長い人生の中でも記録に残す価値ある一瞬であろう


2 件のコメント:

  1. 往時を 想いだすお話です。

    昭和10年代後半から 20年代前半の大雪時代と 全く
    同じだなーと 思いだしています。
    夜なかに 家がミシミシ 言いだし 襖が膨らむ状態に
    なりますと 夜なかでも 雪下ろしをしたものです。
    道路が 雪でふさがれて 二階から出入りした記憶が
    あります 当時は 小学校への通学路も ムシロを
    持ちだして大人が少しづつ踏み固めたものでした。

     この豪雪 これから暫く続きそうですね。
    健康や 怪我など くれぐれもご注意ください。

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  2. 星の王子 様

    よく聞くことですが、昭和の初め頃から終戦当時は大雪だったようですね。

    妙高高原にも何年も来られない別荘が雪の重みで壊れています。2年間放置しておくとまずダメージは大きいようです。市も除雪の予算が不足している状態で、なかなかすぐに対処できないようです。

    生活道路優先で、森の中の町道などは後回しになるのは仕方ないようです。2月を乗り越えれば先が見えてくるようなので、歯を食いしばってがんばります。とはいえ楽しいこともたくさんあります。王子様もお元気にて。

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