2013年8月3日土曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・こりゃまた不思議な <標高 694 m >

【キリストの十字架? 鳥かグライダーか?】

昨日の夕方 玄関の扉の凹みに正体不明の生き物らしきものが付着していました



君はいったい何物なのだ 昆虫の世界はかなりの不思議に包まれている だから面白いのかも知れません

この生き物の大きさは羽根の全長が2センチ
足か触覚か二本の細い線 鳥の翼というより
グライダーの翼と考えた方が自然だ

種明かしをしましょう この小さな生き物の名前は【エゾギクトリバ】という蛾の一種だったのです「蝦夷菊鳥羽」と漢字では書きます

花に害を与える昆虫でもあります(キンセンカ キク マリーゴールドなどに)
この蛾だけでも100種類もいます 正体不明の亜種はどれだけいるのかは不明です 蛾の世界は蝶やトンボよりも奥が深くまだまだ[人跡未踏の領域]でもあるようです

(庵主の日時計日記:自然と私)より

2 件のコメント:

  1. 蝦夷菊鳥羽とは名前も珍しいですが写真で見る姿も最新鋭のジット無人偵察機のような未来の国にいる気分にさせてくれて、蛾の分類に入れておくのはもったいない気がします。この仲間の種類もそんなに多いとは昆虫の学問も奥が深いですね。

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  2. 小川 洋帆 様

    お早うございます。

    仰る通り、昆虫の世界は生物多様性の典型みたいです。面白いのは同じ種であっても、一山越えただけで模様が少し違っていたりします。これは周りの景色に同化する結果でしょうが、彼らにも生き延び子孫を残すためそういった智慧が備わっているのでしょう。

    そこに自然の創化力を感じる事が出来ます。特に擬態と呼ばれる様子は、まるで木の葉そのものになりきっている昆虫がいて、「神の芸術」と考えるのにいささかの疑念も湧きません。

    コメントに感謝

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