2013年10月15日火曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・蟷螂と卵 <標高 769 m >

【カマキリと卵塊】

夏の間精力的に活動していたカマキリの「みどりんさん」も一気に寒さがやって来た10月の始めには アナベルの葉の上でじっとしていました。




『寒いね いま何してるの?』と声をかけてみました おむすびの様な顔をぐっと伸ばして
こう言いました


 『いやねそろそろなんだよね お腹の具合がさ』『ええ!調子でも悪いの?』

『悪いっていうんじゃないけどさ・・・でもあんたにゃ判んないわよ』そう言ってククク
笑ったのです

昨日の朝 念のため「みどりんさん」の熊笹の住処に行ってみました そこには彼女の産んだ「卵塊」がしっかりとありましたよ



でももう「みどりんさん」はどこにもいませんでした この「卵塊」の位置はボクの胸の高さですよく言うじゃありませんか カマキリの卵の高さが雪の深さに少し勝るとね
「みどりんさん」の直感が果たして当たるのかとても興味がありますね 『サヨウナラ カマキリさん』ありがとう・・・

(庵主の日時計日記:自然と私)より  

2 件のコメント:

  1.  こうして産み付けられたカマキリの卵の付いている枝を採ってきて家に飾っておいたら、冬のある日カマキリの子どもたちが温かい部屋の中で生まれて部屋中に溢れていた、という驚きの経験を話してくれた人がいました。こんなことに遭遇したら本当にビックリするでしょうね。

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  2. 小川 洋帆 様

    こんばんは。すごい体験をなさった方がおられるのですね。たしかに暖かい部屋の中では、温室効果で孵化も充分可能ですからそうなるのでしょうが、冬にそんなカマキリの子供がわんさと産まれたら、ちょっとパニックになるでしょう。

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