2014年8月8日金曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・モリアオガエル(標高 960 m)


【モリアオガエルの午睡】


 遠くで雷の音が聴こえています。妙高山から雨を連れて

来る風がゆるやかに吹いてきます。渓流の傍に自生している

桑の木の葉にモリアオガエルがいます。

とっても眠そうです。立派な青年のモリー君です。黄緑色


の体色に、細かい黄色の斑紋が散りばめられています。

とってもお洒落なモリアオガエルですね。

(写真は2014.8.7 午後2時頃 マインヒュッテの傍を流


れる清渕川にて、庵主 撮影)








(庵主の日時計日記:自然と私)より

2 件のコメント:

  1. アオガエルといっても大きいですね。普通見る小さいアオガエルではなく葉っぱの大きさくらいあるようですね。こういうカエルは初めて見ます。森の中で暮らすというからには池などがあまり無い森の中で生きて行くのでしょうが、いろいろ適応していくものですね。男声合唱の名曲に「青蛙」というのがありますがまさにこれですね。

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  2. 小川 洋帆 様

     こんばんは。このモリアオガエルこそ池や水たまりの上に張り出した木の枝にアワ状の卵塊を産みつけ、孵化するとオタマジャクシが水面に落ちるようにしているカエルです。
    県によっては、絶滅危惧種1(寸前)は奈良県、千葉、兵庫、岡山も危険水域2にある状態です。全国的に減少しているカエルです。妙高高原では普通に見られますが、新潟県では準絶滅危惧種に指定されています。

     でも今年、マインヒュッテの敷地内で側溝に産みつけた卵塊から沢山のオタマジャクシが無事孵化致しました。メデタシ メデタシ。

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