2014年8月19日火曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・落ちて来た鳥(標高 966 m)


【ミズキ(木の名前)より落ちて来たヒヨドリの幼鳥】

 818日、朝の7時半頃、カメラを持って敷地内の巡回をしていた。突然木の上から何かが落ちて来た。ばさばさっと音を立ててボクの足下に落ちた。よく見てみると鳥が羽根を伸ばした形で草の中に臥せっていた。そっと両手で挟むように持ち上げてみた。どうやら飛ぶ練習をしていたヒヨドリの幼鳥である。このような鳥を狙っているのが蛇やカラスである。

 安全な場所に運び、段ボールに野草を敷いてその上に置いてやった。1時間ほどして行ってみると、その子はもう飛び立っていなかった。ほんの僅かな縁ではあったが、お前の事は忘れないよ。



(写真はおびえるようにうずくまるヒヨドリの幼鳥:マインヒュッテ 庵主撮影)

庵主の日時計日記:(自然と私)より

2 件のコメント:

  1. ヘビやカラスの来襲から防いであげたわけですね。有難いことですね。命の恩人の仕事をしたことになります。きっとこの子hさ幸運の星を掴んで一生長生きできるのではないでしょうか。

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  2. 小川 洋帆 様

    こんにちは。そうあってほしいです。周りの木では親鳥でしょうか、せっせと飛ぶように促す、さえずりをしていました。その声を聞いて、木に飛び上がったのでしょう。

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