2011年7月30日土曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・オニヤンマの産卵 <標高94m>



最近のトンボの世界を見てみますと、日本最大のトンボ「オニヤンマ」の個体がうんと減っているようです。少なくとも都会ではなかなかお目に掛かることが出来ません。ここ妙高高原でもなんとか観察できる程度です、

昆虫採集の宿題があっても、「オニヤンマ」は捕獲してほしくありませんね。きちんと子孫を残してこの世に現れた使命を果たさせてやってください。昨日雨が一休みした時間にカメラを持って「清渕川」に添って歩いていました。普通のオニヤンマより一回りも大きいのが突然ブッシュの中より飛び出してきました。

じっと見ていますと、しきりに道路際の水辺で産卵の行動を始めたのです。「オニヤンマ」の産卵をこんなに近くで見たのは初めてでした。カメラを構えて沢山の写真を撮りましたが、殆どがピントはずれ・・・情けないことです。でもなんとか見るにたえるのが数枚ありましたのでアップさせていただきます。

この「オニヤンマ」の生んだ卵が無事に育ち、ヤゴになって無事羽化し、この高原を飛んでくれるのは、3年ほど先になるでしょう。「オニヤンマ」の一生は3〜5年の時間の経過が必要なようです。でもこのタイガース昆虫、いつ見ても惚れ惚れとしますね。

4 件のコメント:

  1. お早うございます

     おにやんま きれいですね!!
    羽が ひらひらと動いて すばらしいですね
    こんな水溜りで 命が 繋がっていくのでしょうか?

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  2. こんにちは

    「オニヤンマ」 子供のころ捕まえるとヒーローでした
    昔は家の池にも産卵しにやって来ました
    本当に少なくなりましたね
    もうここ何年も見かけていません

    せみの羽化直後の姿って 実に綺麗ですね
    写真に収めたいのですが 未だ出会えません

    ひねもす

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  3. 星の王子 様

    この細流でも流れていけばすぐに渓流につながっていますので、死なずに生育出来ます。でも殆どは川のイワナの餌になってしまうでしょう。

    オニヤンマの堂々とした飛翔は、さすがトンボの王様としての貫禄があります。少しずつでも個体数が増加してほしいのです。渓流を汚さず、乱獲しないように心掛けたいと思います。

    また珍しいトンボを見つけたらアップ致します。お楽しみに。

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  4. ひねもす 様

    こんばんは。

    湘南地域にはクマゼミはいませんか? ミンミンゼミは鳴いているでしょう。蟬の羽化は、午前3時頃から始まるようです。太陽が昇ってしまう頃には、もう羽根もピンと伸びて、蟬本来の姿になっています。そして気温が20度以上であれば、即飛ぶ事が出来るでしょう。

    朝の5時頃、近所の神社かお寺の庭の木を観察すれば、必ず羽化途中か直後の蟬に出会うでしょう。前の晩深酒をせず早起きをして挑戦してみてください。
    きっと感動なさるでしょう。

    その時のひねもす様のカメラワークが楽しみです。

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