2013年6月23日日曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・今朝の空とポエム <標高 651 m>


【夢を描け】

       若きと老いたるとを問はず
       兄弟よ、夢を描け、
       蜃気楼よりも大いなる夢を。

    夢はあなたの肉体を超えて虚空にひろがり、
    ひろくひろく宇宙にひろがる雲となって、
       あなたをより高き世界へ
    あま翔けらす大いなる翼となるであらう。

       此の翼こそ世にも奇しき翼である。
       夢の奇しき翼に乗るとき
       若きものは向上し
       老いたるものは若返る。

(谷口雅春著 ひかりの語録より謹載)

2 件のコメント:

  1.  晴れ晴れとした今朝の空になりましたね。久しぶりの青空に胸に一杯の森の空気を吸って、谷口雅春先生の言葉を聞くと、ますます力が湧いてきます。ありがとうございます。

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  2. 小川 洋帆 様

    曙の空はとっても美しい『雲海青空』でした。その雄大な大空を見上げていた時、谷口雅春先生の『夢を描け』の詩が浮かんできました。そしてサミエル・ウルマンの『青春(YOUTH)』も心をよぎりました。

                         <青 春>

    青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心,こう言う様相を青春と言うのだ。年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。歳月は皮膚のしわを増すが情熱を失う時に精神はしぼむ。苦悶や、狐疑、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。曰く「驚異えの愛慕心」空にひらめく星晨、その輝きにも似たる事物や思想の対する欽迎、事に處する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。

    ではまた。

    <サミエル・ウルマン>

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