2013年6月26日水曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・おめかしして・・・ <標高 654 m>

【コムラサキがやってきた】



近くの川筋にコゴメヤナギやケショウヤナギの大木があります これらのヤナギは皆さんのよくご存知の「しだれ柳」とは姿形はまったく違っています

このコムラサキの幼虫は コゴメヤナギなどの葉を食べて生長します

タテハチョウの仲間ではオオムラサキが最も有名ですよね

数日前 お隣のドームの雪害対策の工事がはじまり 残ったセメントを坂道に貼付けてくれましたそのセメントを舐めにやってきたのがこのコムラサキでした どうやらセメントの表面に彼らの必要としている成分が付着しているようです

セメント工場の砂置き場に沢山のキベリタテハが集団吸水をしている写真を見ると なるほどと合点が行くのです

(庵主の日時計日記:自然と私)より

2 件のコメント:

  1.  コムラサキはセメントの汁を吸いに来るとは面白いですね。オオムラサキの方は国蝶として良く話題に上りますが、コムラサキはあまり知りませんでした。水辺に多いそうですね。

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  2. 小川 洋帆 様

    こんにちは。

    蝶の生態も調べてみると、けっこう奥が深いようです。
    か弱い感じの昆虫ですが、群れになって数千キロも移動するのもいます。

    種類によって食べる植物が違うのも、蝶類が子孫を残す為の先天的な智慧なのでしょう。
    このコムラサキも新潟県では『絶滅危惧2類』に指定されています。

    ヤナギの木が減ってくれば、彼らも生きて行くことが難しくなるでしょうね。

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