2011年9月16日金曜日

酔花 風酔 自然法爾のおきどころ・妙高高原の秋 <標高134m>

【この美しい花の名 そはトリカブト(山鳥兜)】


トリカブトと聞けば誰しもピンと来るのは、1986年に発生した殺人事件かもしれませんね。この植物、日本三大有毒植物の一つなのです。ドクゼリ、ドクウツギは「毒」と頭に付いていますので危険だと判ります。青紫の花の美しさに見とれてしまいます。どこか清楚な「ラン」の一種かなと思うのも私だけではありますまい。

キンポウゲ科の植物で日本には30種もの仲間がいるそうですよ。妙高高原でも林の中の陽当たりの良い場所に自生しています。高原に咲くのは正式には「ヤマトリカブト」と言うのです。ちなみにこの毒性の強さは、根っこを一囓(かじ)りしただけで大人が死に至るレベルです。

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